カテゴリ：不動産の役立つ知識 / 投稿日付：2021/07/26 05:52
『尾張旭市の不動産売却・買取はお任せください』
センチュリー21ピース代表のイトウです。
前回に引き続き、『サッシ交換のメリット』というお話を
させて頂きます。
今回は、『窓リフォーム』の種類や工法について説明して
いきます。
前回のお話で、最近のサッシの進化についてお話しました。
単層ガラスから2層（ペアガラス）・3層（トリプルガラス）
アルミサッシから樹脂サッシ・・・
これだけで、どれだけの遮音性と断熱性が向上したことか！
つまり、サッシを取り替えることで、プライバシーが守られた
『静かな快適な空間』と電気代を節約できるという
『お財布に優しい環境』を手に入れることが出来たのです。
サッシの交換の効果を理解できたところで、どのようにサッシ
交換を検討すればよいかを、具体的に考えてみましょう。
ここで言うサッシとは『窓』の事です。
窓は『窓ガラス』と『サッシ枠（以下サッシ）』で構成
されています。
① ガラス交換
比較的最近（～25年前くらいまで）のサッシであれば、
ガラス交換だけの対応も可能な場合が多いです。
ガラス交換だけでも断熱・遮音効果は十分に安価に抑えたい
場合には良いと思います。
ただし、ガラスの厚さが問題となります。一般的な板ガラスが
5㎜程度であり、ペアガラスは20㎜とした場合に、サッシに
はまらない場合があります。
このような場合、アタッチメントを用いたりしますが、
ガラス交換だけの対応が難しい場合があります。
② 内窓の取り付け 
二重サッシとも呼ばれ、既存の窓の室内側に新しい窓を
取り付ける方法です。
内窓のメリットは断熱性能や防音性能の高さです。
窓が二重になることで、外から入ってくる冷気や騒音が
大幅にカットされます。
逆にデメリットもあります。
「窓が2つ➤つまり手間が2倍」・・・
洗濯物を干したり換気したり、と頻繁に開閉する窓には
不向きです。 しかし、比較的リーズナブルに設置できる
『二重サッシ』での窓リフォームは検討の余地ありです。
③ カバー工法 
これは、既存のサッシに新しいサッシを被せていく（カバー）
する方法です。
仕上がりは新品のサッシと同じです。内窓のような開閉手間が
2倍になる事もなく快適です。
ただし、既存サッシにカバーするため、一回り小さくなって
しまいます。また、費用面でガラス交換や、内窓設置と比較して
高額になります。
④ 丸ごと交換 
サッシ枠ごと交換する方法です。 これは良いです。
既存のサッシよりサイズアップも可能ですし、自由に
デザインも選べ ます。
しかし、既存のサッシを外すため、既存サッシ部周辺を
解体する必要があり、かなり大掛かりな工事になります。
また、撤去するために開口した場所に新しくサッシを取付た
後は、大工さんによる壁工事や防水業者によるシール作業が
必要となります。
ほかの工事と比較しても、施工費用が高額となります。
⑤ まとめ
様々な窓のリフォーム方法がありますが、
・予算
・工期
・機能性（防犯・遮音・断熱など）
・実用性（開閉のしやすさ）
・デザイン性
などを明確に考えていくとよいでしょう！
最後に、どんな工事でもそうですが、満足いく仕上がりに
するためには、良い業者を選ぶことが重要です。
サッシ交換をした後に、水漏れが起こるようなことがない
ように、業者選びは慎重にしてください。 
今日のまとめ！
『窓リフォームも、結局は業者選びが大事！』
次回も、サッシの効果についてお話します。
お楽しみに！
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