カテゴリ:不動産の役立つ知識 / 投稿日付:2022/09/22 05:08
『尾張旭市の不動産売却・買取はお任せください』
センチュリー21ピース代表のイトウです。
前回は、『電力線の横断②』と題して、住宅への引込線の横断に
ついてお話しをしました。
今回は、『電力線の横断③』と題して、上空高圧線について
詳しくお話ししていきます。
敷地上空に高圧線が通っている場合、住宅の引込線とは違い、
どけてもらうのは無理です。
一般的には、地役権などがついていることが多く、その状態での
『売却』や『購入』となります。
売却の場合には、上空の高圧線は評価減の対象となります。
特に、高圧線との距離によっては、建築不可となったり、高さ
制限が掛かります。
また、建築が可能だとしても、クレーン車の使用が制限されたり
放電感電事故防止のため、高圧線に保護カバーを付けるなどの
工事が必要となり、余分な出費が必要となります。
過去の裁判例では、一定の土地利用制限が課せられる土地である
ことは「瑕疵」に該当するとし、売主・仲介業者が訴えられた
経緯があります。
その際に、仲介業者の説明義務違反が認められています。
つまり、仲介業者としても『上空の高圧線』はしっかりと説明
しなければいけない項目なのです。
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今回のまとめ!
『高圧線下は瑕疵にあたる?』
次回も、不動産にまつわるお話をしていきます。
お楽しみに!
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