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境界の確定③
カテゴリ:不動産の役立つ知識  / 投稿日付:2024/09/21 08:09

『尾張旭市の不動産売却・買取はお任せください』

センチュリー21ピース代表のイトウです。

前回は、『境界の確定②』と題して、境界標が見つからない理由

は色々あるというお話をしました。

今回は、『境界の確定③』と題して、おまけのお話しをして

いきます。



境界に関するトラブルは、皆さんが思うより多いのが現状です。

1世代前、2世代前の良好なご近所付き合いがあったころには

『口約束』も通用しました。

しかし、現代では、はっきりとしない境界はトラブルの元です。

また、前回お話しした『工事中に境界杭が抜かれた』という

パターンも非常に多いです。

このお話しのコワいのは、 工事中に抜いた杭を適当に戻す業者が

いるという事です。



例えば、

①ブロック塀を作る際に境界杭を撤去
②本来の境界から30㎝ズレた場所に
③ブロック塀を作り
④境界杭を戻されてしまった

実際に有る話です!

このような場合、そのブロック塀が境界とみなされて、トラブル

に発展する恐れがあります。

『知らなかったら10年で自分のモノ』という、

時効による所有権取得というやつです。

後の世代にトラブルを残さないためにも、境界を確定しておき

ましょう!

そして、工事の際には『境界杭』がなくなっていないか?

きちんと確認しましょう!

なくなっていた場合には、工事業者に指摘して、土地家屋調査士

による『復元』をさせましょう!

今回のまとめ!

『杭を残して悔いを残さず!』

次回も、不動産にまつわるお話をしていきます。

お楽しみに!


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